micelle site-specific dance project

「 ヒヤリ曼荼羅」  

 micelle site-specific dance projectはsite-specific(場所特有の/特定の場所専用の)という言葉が示す通り、その「場」からの着想を得てダンス作品を生み出していく取組です。

 建築家の高木貴間デザインによるパビリオン「境界を揺さぶる」を舞台に、視覚のみならず、聴覚、嗅覚など五感を刺激する演出を駆使して創り出す「ヒヤリ曼荼羅」。

 南方熊楠の言葉で「事不思議」というものがあります。人間の考え、概念の世界は自由だが実体がない。物理世界は実態があるが物理法則に縛られていて自由がない。概念と物体を取り結ぶものとしての事。何かが起こる、概念と物体の世界の出会う一瞬の切断面。全然違うはずだった二つの世界が接点を持つ。一時的に生まれる、そんな事不思議の世界を 3 人のアーティストで描きます。

 

■日時 

2021年 11月27日(土)①14:00 ②17:00 

11月28日(日)③14:00 

 

■会場 

なえぼのアートスタジオ フリースペース(北海道札幌市中央区北2条東15丁目26-28) 

 

■料金 

2500円 

 

■ご予約 

メール:hiyari.mandala@gmail.com 

 

■出演

櫻井ヒロ(micelle)、山木将平、リンノスケ(きっとろんどん) 

 

プロフィール

micelle[ミセル](櫻井ヒロ、河野千晶) 

2014年結成。接触と即興のダンス、コンタクト・インプロビゼーションを軸に活動。国内外のアーティストを招聘し、ダンサー育成、トークセッション、公演活動を行う。近年では札幌の若手表現者の支援育成に力を入れ『SAPPORO DANCE BOAT PROJECT』を企画開催。ダンスを通して様々な特徴を持つ身体と向き合い、他者との協調や主張のできる身体性を模索している。令和元年度「札幌市民芸術祭奨励賞」受賞。  

        

山木将平 

札幌出身ギタリスト。北海道の自然からインスピレーションを受けて作曲演奏。ルーツはブルースでありながら様々なジャンルの楽曲を生み出す。 近年は舞台音楽を担当する機会も多く、自ら役者としても出演する。型に縛られない自由な活動を楽しんでいて現在札幌を拠点に国内外で活動中。 山木将平公式HP https://shoheiyamaki.com/

 

リンノスケ 

俳優・舞踊家。1994年函館出身。演劇ユニットきっとろんどん共同主宰。劇団千年王國「贋作者」や劇団風蝕異人街「青森県のせむし男」などに出演のほか、東野祥子、伊藤千枝などのダンス作品にも出演。きっとろんどんでは宣伝美術も担当。表現の糧は愛。 髙木貴間 建築家。1975年 北海道生まれ。1998年 北海学園大学工学部建築学科卒業。2000-2001年 英国AAスクール留学。2012年 髙木貴間建築設計事務所設立。 現在北海学園大学非常勤講師。主な受賞歴に英国 AR Awards 2010 優秀賞、JIA北海道建築大賞2016奨励賞、Architects of the Year 2019入選など。

 

■スタッフ

演出:櫻井ヒロ(micelle) 

演出補佐:河野千晶(micelle) 

振付:micelle 

作曲・音響デザイン:山木将平 

舞台美術:高木貴間(高木貴間建築設計事務所)

チラシ絵:櫻井ひだか 

宣伝美術:リンノスケ(きっとろんどん) 

映像収録:箱崎慈華 

音響:安達玄 

舞台監督・制作:太田真介 

 

■主催 コンタクト・インプロビゼーションユニットmicelle 

■助成 文化庁ARTS for the future


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