小人が踊る家

【緊急事態宣言の発出による公演延期のお知らせ】


この度、北海道の新型コロナウイルスの感染拡大状況を受け、関係各所と協議を重ねた結果、2021年5月29日(土)、30日(日)砂川市地域交流センターゆうで開催予定の「小人が踊る家」は延期(開催時期未定)とさせて頂く事と致しました。公演を楽しみにしていただいた皆様にはこのようなご案内となり誠に申し訳ございません。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

感染された方々の一刻も早い回復と、皆様の安全を心よりお祈り申し上げます。皆様と笑顔でお会いできることを心より願っております。


micelle

櫻井ヒロ、河野千晶

私が生まれ育った町には昔、野良おじさんがいました。インドには今でも野良人がたくさんいます。歌舞伎役者は江戸時代には川原乞食なんて呼ばれていました。野良 ― 野や野原のことであり、放蕩、人に飼われていない様を指します。

顔を上げると私の傍には小さな人が立っていました。小さいけどおじさんのように見えますし、子どものようにも見えます。

いつからそこにいたのでしょう。私は思いきって話しかけてみました。

「何やってんの?」

「ティーティーウー トントン オパッシ チグリス オンパ オンパ コビトコビッドナインティーン ペペロンチーノツキジサシミマッコリカイバシラ」

小人は笑っています。私たちの住む迷路のような大きな家で、小さな人を探す旅が始まります。


■ダンス公演

2021年

5月29日(土)15:00開演

5月30日(日)11:00開演

開場は開演の30分前

料金:一般1,000円(中学生以下無料)未就学児入場可

場所:砂川市地域交流センターゆう(まちづくり広場)

(砂川市東3条北2丁目3−3)


■ダンスワークショップ

2021年

5月28日(金)18:00〜19:00

料金:一般500円(中学生以下無料、小学校低学年以下は保護者同伴)

場所:砂川市地域交流センターゆう ミニホール


●ワークショップ内容

子どもから大人まで参加できるワークショップです。学校、仕事、家事、育児……1週間お疲れさまでしたね。フライデーナイトは音楽を感じたり、体を動かしたり、日々の疲れをねぎらい余暇を楽しみましょう。このワークショップは「私にごくろうさん」の時間です。

*このワークショップは年齢とか、ダンス経験とかその他諸々の制限なくやりたいと考えていますので参加希望者はお気軽にご相談ください。


■予約問い合わせ

メール:kobitogaodoruie@gmail.com

電話:090-9754-1616(櫻井/ミセル)

(ご予約の来場者名を全員分ご記載ください。また、中学生以下の方は年齢もご記載くたさい。)


演出・振付・出演:micelle(櫻井ヒロ、河野千晶)

音楽・出演:小山内崇貴、さとうしほ

美術:森迫暁夫

制作:山口祐佳

チラシ絵:さくらいひだか

チラシデザイン:河野千晶

主催:micelle

共催:NPO法人ゆう

NPO法人ゆうアートプロデュース・トライアル事業公演


ダンス・音楽・美術

●櫻井ヒロ

[micelle](ダンサー・振付家)

コンタクト・インプロビゼーションユニット micelle主宰。自身のユニットでは国内外のアーティストを招聘して、ダンサー育成、作品上演、トークセッションなどを行う「サッポロ・ダンスボート・プロジェクト」を2018年から開催している。また、放課後児童支援員としての資格を所持し、2足の草鞋を履いて多岐に渡る活動を行っている。

令和元年度「札幌市民芸術祭奨励賞」受賞

●河野千晶

[micelle](ダンサー・振付家)

接触と即興のダンス、コンタクト・インプロビゼーションを軸に活動を展開。国内外のアーティストと公演活動を行う。ダンスを通して様々な特徴を持つ身体と向き合い、他者との協調や主張のできる身体性を模索するワークショップを開催。ダンサー、俳優などの若手表現者へ向け、自分の体と心を理解し自由に動くための身体作りをサポートしている。令和元年度「札幌市民芸術祭奨励賞」受賞

●小山内崇貴

(パーカッショニスト)

普段は畑と森をフィールドにして創作活動(野菜作り・森作り)に励む。TGR札幌劇場祭2011で大賞、オーディエンス賞を受賞した劇団千年王國「狼王ロボ」、現代文学演舞「地獄変」などに出演。

●さとうしほ

(音楽家)

子育てをしながら作曲活動を続けている。TGR札幌劇場祭2011で大賞、オーディエンス賞を受賞した劇団千年王國「狼王ロボ」に楽曲提供。 17年「ベビードラマワークショップ」に楽曲提供と演奏で参加。 20年2月、コミュニティダンス「ゆるぎゅっぽん」に楽曲提供し演奏出演する。

●森迫暁夫

(イラストレーター・美術家)

倉敷芸術科学大学修了。うめつくしとくりかえし、ミクロとマクロをテーマに、シルクスクリーンの技法を用いた作品を制作している。JRA札幌競馬場壁画「セイテンダイチ」、飛生芸術祭「シルキオプロジェクト」、サッポロダンスコレクティブ舞台美術など。



出演依頼、公演のご予約、他お問い合わせなどございましたら下記フォームよりご連絡くださいませ。

メモ: * は入力必須項目です

Copyright (C) 2021 micelle. All Rights Reserved.